Posterior vitreous detachment as observed by wide-angle OCT imaging.
Tsukahara M et al(埼玉医大)
Ophthalmology 125(9) : 1372-1383, 2018
・正常者での合成OCT像を用い、98例144眼の正常者(21~95歳:51.4±22.0歳)で、PVDの発生後の硝子体網膜接着部を広角で検査した。
・PVDを5段階評価した。Stage-0:PVDがない(21歳の2眼)、St-1:傍黄斑部から周辺部のPVD(88眼:38.9±16.2歳)、St-2:傍中心窩から周辺部のPVD(12眼:67.9±8.4歳)、St-3:傍乳頭PVDで硝子体乳頭癒着があるもの(7眼:70.9±11.9歳)、St-4:完全なPVD(35眼:75.1±10.1歳)である。
・PVDはかなり若年で発生すること、眼底疾患のない眼の40%以上で、PVDは硝子体分離症から進展すること、PVDは最初に傍黄斑部から周辺部で発生し、その後、中心窩に及ぶことがわかった(TY)