Associations between optic disc measures and obstructive sleep apnia in young adults.
Lee SSY et al(Australia)
Ophthalmology 126(10): 1372-1384, 2019
・19歳から22歳の848名について夜間の睡眠ポリグラフ検査と視神経乳頭検査を行い、関連を調べた。
・睡眠ポリグラフでは無呼吸低呼吸インデックスAHIを求め、1時間にAHIが5回未満は非閉塞性睡眠時無呼吸(no-OSA 670例)、AHIが5回以上15回未満はmild-OSA(150例)、15回以上30回未満はmoderate-OSA(26例)、30回以上をsevere-OSA(2例)とした。
・AHIの中間値は1時間に2.2回(中間1/4範囲は1.0-4.4回)であり、178例(21.0%)がOSAと診断された。
・OSA者ではno-OSA者より、傍乳頭RNFLが下耳側(p=0.026)、上耳側(p=0.008)で薄く、更にAHI頻度が高いほど、上耳側の傍乳頭RNFLが薄かった(p=0.007)が、視神経乳頭の形状に関してはOSAとの関連は見つからなかった。(TY)