Efficacy and safety of 8 atropine concentrations for myopia control in children. A entwork meta-analysis.
Ha A et al(Korea): Ophthalmology 129(3): 322-333, 2022
・PubMed、EMBASE、Cochrane Central Register of Controlled Trialsなどのデータベースから、最低1年以上アトロピン治療を行った報告を調査した。
・アトロピン濃度は0.01%-1.0%までの8種類で、最高の治療の予測スコアをPスコアとして計算した。
・主要転帰は屈折度(Diopter/年)と眼軸長(mm/年)であり、安全性の指標として、瞳孔径、調節力、遠見と近見視力も求めた。
・アトロピン濃度を3種類1%、0.5%、0.05%で求めると、1%アトロピンでは屈折度はCtrlと比較して0.81 (95%CI=0.58-1.04)、眼軸は-0.35(-0.46~-0.25)、0.5%アトロピンでは屈折度は0.70(0.40-1.0)、眼軸は-0.23(-0.38~-0.07)、0.05%アトロピンでは屈折は0.62(0.17-1.07)、眼軸は-0.25(-0.44~-0.06)であり、0.05%アトロピンが最良であった。
・安全性は視力以外では濃度依存性であった。(TY)