Interventions for the Management of Computer Vision Syndrome
A Systematic Review and Meta-analysis
Sumeer S. et al,Ophthalmology May ,2022 Online ahead of print.
・コンピューターによる眼精疲労(CVS)への治療介入について有効性と安全性を比較した。
・CVSの確立したリスクファクター
・一日4時間以上のコンピューターの使用、コンピューター画面の反射やグレア、40%未満の湿度、使用中の不適切な姿勢
・その他、瞬目の減少、屈折矯正不良、調節障害などの関与が示唆
・結果
・Ovid Medline, Embase, Cochrane Central Register of Controlled Trials, and trial registriesから4497名の被険者を含む45のRCTを抽出
・多焦点眼鏡は単焦点眼鏡と比較して眼精疲労の改善は有意差なし(3 RCTs, P=0.38)
・ルーライトカット眼鏡は眼精疲労の改善に効果なし(3 RCTs)
・プラセボと比較してベリー抽出物サプリメントの内服は眼精疲労改善効果なし(7 RCTs, p=0.22)、ドライアイ症状の改善無し(4 RCTs, p=0.65)、CFFや調節力についても効果無し
・45日から3ヶ月間のオメガ3脂肪酸のサプリメントはドライアイ症状に伴う眼精疲労の改善効果あり(2 RCCTs, p<0.00001)(MM)