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その他のジャーナル

2007
11巻

術後の紫外線照射で屈折度を調整できるIOL

その他のジャーナル 11巻(5号)2007

Cataract: Steady preogress on the light-adjustable lens.
Shaw J (Price Jr FW, Olson RJ)
Eye Net 11(5): 31-2, 2007
・light-adjustable IOL (LAL:Calhoun VIsion):手術後の残存屈折異常を調整する。
・シリコンIOLではIOL中に分子レベルでスペースが残っており、このスペースを光感受性のあるfree-floating macromoleculesで埋めたものである。
・紫外線に近い365nmの波長の光をmacromoleculesに照射すると、IOLの形を変え、屈折度も変わる
・紫外線発光装置は Carl Zeiss Meditecが開発しているが、IOL上に正確にパターンを照射し、球面屈折、乱視度、高次収差、多焦点、2重焦点性などを修正できる。
・IOLの中心ずれによる屈折変化なども修正できる。
・最終調整後に光を照射し、固定させる

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