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その他のジャーナル

2010
54巻

NTGに対するニプラジロール点眼とチモロール点眼の差

その他のジャーナル 54巻(4号)2010

Visual field loss in patients with normal-tension glaucoma under topical nipradilol or timolol: subgroup and subfield analyses on the Nipradilol-Timolol Study.
Araie M et al(東大)
Jpn J Ophthalmol, 54(4), 278-85, 2010
・146名の視野欠損が軽度から中等度のNTG患者でnipradilolかtimolol点眼で視野欠損の進行度を調査した。
・3年間経過観察し、6ヶ月毎に30-2のハンフリープログラムで経過観察した。
・MD(dB/y)はnipradilolで-0.03、timololで-0.05(p>0.4)。両群とも中心部上方視野のTDmeanと、CPSD (corrected pattern SD)の変化は -0.3と0.2-0.3で、いずれも有意な変化であった(p<0.001)。
・視野の初期変化のある患者あるいは、40歳未満の患者ではnipradilol群ではtomolol群よりも視野変化は緩やかであった。
・nipradilol群-timolol群の推定傾斜は 0.38-0.66dB/year(p<0.05)であった。

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