Macular detachment after successful intravitreal bevacizumab for myopic choroidal neovascularization.
Shimada N et al(東京医科歯科大)
Jpn J Ophthalmol 55(4): 378-82, 2011
・74例74眼の近視性脈絡膜新生血管CNVに対し、bevacizumabの硝子体内注射IVB後の黄斑部網膜剥離RDについて検討した。
・OCTはIVBの1週間後とその後毎月測定し、6ヶ月以上経過観察した。
・4例(5.4%)で黄斑部RDを発生した。3例はIVB後1カ月で黄斑部RDを発生。
・1例ではIVB前から存在した黄斑部RDが増加した。
・4例全例でIVB施行前から黄斑部の網膜分離症があったが、黄斑部RDの発生のなかった70例は全例、経過観察中に網膜分離症はみられなかった。
・黄斑部RDの4例全例で、OCT上では、RDの上縁に外層の層状孔が発生していた。