中村洋介他(東京)
日眼 116(2): 108-13, 2012
・33例のDMEに対してベバシズマブ硝子体内投与を行い、投与前、3ヶ月後の蛍光眼底検査での中心窩無血管帯値(FAZ)を測定した。
・投与前後の視力logMAR(0.47±0.24:0.40±0.23 p=0.03)、中心窩厚(481±110:388±127μm p<0.005)、FAZ(0.63±0.30:0.71±0.34 p=0.03)で、いずれも、有意差があった。
・33例中2例にFAZの50%以上の拡大を伴った高度の黄斑虚血を生じたが、視力低下はなかった。