低侵襲白内障術後1ヶ月における眼瞼下垂の検討
中川喜博他(東海大学)
眼科手術 25(4): 601-603, 2012
・白内障手術は上方の強角膜切開で行い、術前と術後1ヶ月目に角膜反射と上眼瞼縁の距離mm(MRD)、瞼裂高mm(PFH)、上眼瞼挙筋機能mm(LF)を測定した。
・MRDは2.52±1.21→2.20±1.15(p<0.001)、PFHは8.01±1.54→7.08±1.62(p<0.001)であったが、LFには有意差はなかった。
・白内障1ヶ月時点では眼瞼は術前より有意に下垂している事が分かった