Comparative optical coherence tomography study of differences in scleral shape between the superonasal and superotemporal quadrants
Masayuki Kasahara et al (北里大学)
Jpn J Ophthalmol 58(5): 396-401, 2014
・白内障と屈折異常以外の異常のない患者34眼(すべて右眼、男性15、女性19)の水平から60°の上耳側、上鼻側強膜をCASIAを用いて測定
平均年齢63.2±15.9 (28-84) , 平均眼軸長 23.6±1.9 (21.5-27.8mm)
・SSから垂直にひいた強膜の点とそこからFornix側に5mmの点を結び、曲率半径と突出部の面積を計算
・眼軸と曲率半径、突出面積とは相関無
・上耳側の方が上鼻側よりもカーブが急峻であった
・上鼻側の方がレクトミー術後の眼圧下降が大きいという報告があり、強膜形状の違いによって、ブレブを抑える力に違いが出るのではないか。また鼻側の方がfornixまでの距離が短いことも影響していると考えられる。(MM)