小児眼科領域におけるSPOT VISION SCREENERの使用経験
羅錦榮他(帝京大)
眼臨紀10(6): 476-481, 2017
・2013年に米国小児眼科斜視学会により弱視リスクファクターARFを検出するガイドラインが提唱され、屈折異常、8プリズム以上の恒常性斜視、透光体混濁が危険因子とされた。
・これに沿って開発されたのがSpot Vision Screener(SVS)である。
・1歳未満は0.5%トロピカミド点眼、2歳以上は1%シクロペントレート点眼を使用した。
・使用有無により約2Dの差がみられた。
・成功率はこども園(0-6才)99%、小学校(1-3年生)99%、特別支援学校(小・中・高等部)36%。(TY)