その他のジャーナル 34巻(8号)2017
市岡伊久子 (島根) あたしい眼科 34(8):1169-1177, 2017 緑内障症例で視神経乳頭近傍に網膜分離症をきたす症例があるが、検査した490人中1%の5例で認めた。 黄斑部に進展した例はなく、緩解、増悪を繰り返した。分離症の範囲はNFLの菲薄部に一致し、1眼でPitを認めた。3人では分離症に対応する視野障害が進行 さらなる眼圧下降により3人で分離症が軽減した。 cpRNFL測定では厚く測定されるので、注意が必要である(MM)