Acute Intraocular Pressure Responses to Reading: The Influence of Body Position
Jesus Vera et al (Spain)
J glaucoma 29(7):572-580, 2020
スマートフォンを用いた読書において、座位と臥位で眼圧変動が異なるか、また性別によって変化があるか比較検討
24-72時間空けた2日間の同時刻(±1時間)に、座位または仰臥位で読書を行い、タスク前、5、15、25分後、タスク終了5分後にアイケア眼圧計でIOP測定。
環境は前述のHaらの論文と同じ角膜面で100lx
スマートフォンを30cmの距離にセットし、母国語(スペイン語)でテキスト文字を読む。
タスク開始前に眠気のスケーリング、終了後に拾うレベルのスケーリングを実施
5、15、25分の眼圧はベースラインやタスク終了5分後よりも増加
女性の方が男性よりもIOPが高い傾向
眼圧変動を抑えたい患者では仰臥位での読書は避けた方が良い。(MM)