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Retina

2006
26巻

糖尿病網膜症に対する硝子体術前処置としてのAvastinの効果

Retina 26巻(6号)2006

Use of intravitreal bevacizumab as a preoperative adjunct for tractional retinal detachment repair in severe proliferative diabetic retinopathy.
Chen E et al(PA USA)
Retina 26(6): 699-700, 2006
・最近、Avastin硝子体内注入はVEGFの関与した眼内新生血管(AMD、DM網膜症)に対して有用であることが分かってきた。
・視神経乳頭を含む隆々とした網膜新生血管、網膜前新生血管膜、牽引性網膜剥離のある27歳男性に対し、硝子体手術の術前処置として、異常血管を減らし、術中出血のリスクを減らすためにAvastin 1.25mg/0.05mlを硝子体内に投与した。
・2週間後には新生血管膜がほぼ無血管の増殖膜に変化したため、硝子体手術を施行。
・手術1ヵ月後の視力は20/400から20/70に改善。

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