Retinal toxicityo of intravitreal kenalog in albino rabbits.
Lang Y et al(Israel)
Retina 27(6): 778-88, 2007
・43頭の albino rabbitsの硝子体内へ、右眼は0.1mlのKenalog、左眼は0.1mlの生食を注入した。
・A群(n=28)は4mg/0.1mlのそのままのKenalog懸濁液
・B群(n=8)はKenalogの媒体のみを0.1ml。Kenalog媒体は benzyl alcohol, sodium carboxymethylcellulose, polysorbate, sodium chlorideと水である。
・C群(N=7)はtriamcinolone acetonide(TA)の4mg/0.1mlを注入。TA分離は15分間沈降させて上澄みを除去し、同量の生食を注入して作成した
・38頭で4週目を観察、29頭で8週目を観察、3頭で17週まで観察。
・KenalogそのままのA群と媒体だけのB群では、最終観察時にERGのb波がほぼ半分に減弱。
・TA分離のC群ではERGのb波減弱は最高でも14%までであった。
・A群、B群では注入部に近い部位では網膜全層の重篤な障害が組織学的に認められた。