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Retina

2009
29巻

糖尿病黄斑症に対するグリッド凝固の効果

Retina 29巻(10号)2009

The course of response to focal/grid photocoagulation for diabetic macular edema.
The Diabetic Retinopathy Clinical Research Network
Retina  29(10): 1436  43, 2009
・122眼の中心にかかった糖尿病網膜症黄斑浮腫でCST(central subfield thickness)が250μm以上を対象とした。
・16週前のデータと比較して、視力がETDRSで5段階以上改善、あるいはCSTが10%以上減少した場合には、次の治療は行わなかった。
・16週目に検査した115眼の内、54眼(47%)はCSTが10%以上減少していたが、このうち26眼(48%)ではCSTが250μm以上あり、32週目に再判定となった。
・この26眼中11眼は16週から32週の間にCSTが10%以上減少し、これ以上の治療は不要であった。

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