Intravitreal injection of microplasmin for treatment of vitreoacular adhesion. Results of a prospective, randomized, sham-controlled phase Ⅱ trial(The MIVI-ⅡT Trial).
Stalmans P et al(Belgium)
Retina 30(7): 1122-7, 2010
・酵素硝子体融解で硝子体黄斑癒着をはずす試みの、この二重盲検第Ⅱ相試験には60例が登録された。
・症例は4群に分けられ、sham(12例)、75(12例), 125(13例), 175μg(11例)のmicroplasminが硝子体内注入された。
・この全群で、1ヶ月後に癒着が外れていない場合に、125μgのmicroplasmin注入が行われ、変化がない場合には1ヶ月後に更に125μgのmicroplasmin注入を行った。
・最初の注入後28日目に癒着が外れていた比率は、sham,75,125,175μgで、8,25,44,27%であった。
・125μgのmicroplasminを3回注入した場合には、最終的には58%で癒着剥離が発生した