Subfoveal choroidal thickness after treatment of Vogt-Koyanagi-Harada disease.
Maruko I et al(福島医大)
Retina 31(3): 510-7, 2011
・Enhanced depth imaging OCTを用いて、8例16眼の原田病の中心窩下の脈絡膜厚を測定した。
・急性期には脈絡膜は805±173μmと肥厚しており、3日後には524±151(p<0.001)、2週間後には341±70(p<0.001)と減少した。
・ステロイド治療後、1ヶ月で漿液性網膜剥離も消褪した。
・VKHの急性期では脈絡膜は肥厚しており、これは炎症による浸潤の他に、浸出も増加しているからであろう。
・EDI-OCTはVKHの病状把握の為には有効である。