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Retina

2011
31巻

硝子体手術時の眼内空気置換の有用性

Retina 31巻(8号)2011

Endophthalmitis in microincision vitrectomy. Outcomes of gas-filled eyes.
Chiang A et al(PA USA)
Retina 31(8): 1513-7, 2011
・硝子体手術終了時に空気あるいはガス注入が眼内炎発症率に影響を与えるかどうかを、多施設、retrospectiveに調査した。
・2008/1から2009/12月までに行われた23 or 25ゲージ硝子体手術後にSF6ガスかC3F8ガスが注入された黄斑円孔の2336眼を対象とし、術後6週間未満に急性術後眼内炎を発症した率を調査した所、1眼(0.04%)で術後眼内炎を発症しており、他の合併症もなかった。
・Microincision無縫合硝子体手術のメタ分析では、12457例中22例(0.18%)の術後眼内炎の報告があり、ガス注入は有意に術後眼内炎リスクを減らすと考えられた。

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