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Retina

2012
32巻

睡眠時無呼吸症候群で糖尿病黄斑浮腫は悪化するか

Retina 32巻(9号)2012

High prevalence of sleep disorderd breathing in patients with diabetic macular edema.
Mason RH et al(UK)
Retina 32(9): 1791-1798, 2012
・糖尿病網膜症は睡眠時呼吸障害(sleep disorderd breathing SDB)者でよくみられ、より重症であることが知られている。
・SDBでの間歇的な低酸素や血圧変動が原因となっているならば、CSMEの悪化を誘発するとかんがえられるので、SDBがCSMEを伴った糖尿病黄斑症でもみられるかどうかを検討した。
・年齢64.7±11.7歳、首周り40.4±5.4cm、body mass indexが30.2±6.2kg/m2、HbA1c=7.8±1.4、Epworth sleepiness scale=7.4±4.8の80名(男女40名づつ)について検討した。
・1時間当りの無呼吸の数(apnea-hypopneas per hour:AHI)、1時間当りの4%を越える酸素欠乏の回数(oxygen desaturations per hour:ODI)で検討した所、SDBの頻度はCSME者ではコントロールよりも高かったが、黄斑厚みの程度とSDBの重症度とは比例していなかった。

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