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Retina

2012
32巻

ケナコルトテノン内注入後の眼圧上昇

Retina 32巻(9号)2012

Comparison of intraocular pressure elevation after anterior versus posterior subtenon triamcinolone aceonide acetate injection. A retrospective study.
Liu X et al(China)
Retina 32(9): 1838-1843, 2012
・Triamcinoloneを前部テノン下(ASTI)と後部テノン下(PSTI)に注射した時の眼圧の上昇を比較した。
・20mg/0.5mlを1回注入したASTI群131眼と、40mg/0.4mlを1回注入したPSTI群49眼を比較した。
・眼圧が21mmHgを越えた人はASTI群では28/181(21%)、PATI群では6/49(12%)であり、ASTI群で2.4倍であった(95%CI=1.02-5.9 p=0.0389)。
・眼圧が30mmHgを越えるものは、ASTI群で5.3倍(95%CI=1.2-22.5 p=0.03)であった

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