Diagnosis of Posttraumatic Stress Disorder after Surgery for Primary Rhegmatogenous Retinal Detachment
Fabian ID, et al.(Israel)
RETINA 33(1):111–119, 2013
・2004年1月~2009年12月、Goldschleger Eye Instituteで網膜剥離の手術を受け、術後1か月以上追跡可能だった18歳以上の患者
・電話調査を行い、疑わしい患者には精神医学的なインタビューを依頼
・PTSDの評価にはClinician Administered PTSD Scaleを使用し、見え方に関連したquality of lifeの評価にはNational Eye Institute Visual Function Questionare(NEI-VFQ-25)を使用
・適格者547名中366名が参加、9名(2.5%)がPTSDの診断基準に合致(バックル5名、硝子体手術2名、Pneumatic retinopexy 2名)
・PTSD患者は過去にトラウマを起こす出来事を経験しているものが有意に多く(p=0.015)、またNEI-VFQ-25スコアも有意に低かった(p<0.001)【Tab.4】【Tab.5】
【結論】初回網膜剥離手術の余波でPTSDは発展しうる。過去の心的外傷およびNEI-VFQ-25はPTSDの予測のための独立した危険因子であることがわかった(MK)