Intravitreal pharmacokinetics after posterior subtenon triamcinolone acetonide injection in vitrectomized rabbit eyes.
Park HU et al(Korea)
Retina 34(4): 801-806, 2014
・35頭のrabbit眼で、後部テノン下へ注入したtriamcinolone acetonide(TA)40mg/ml注入の効果を調査した。
・1眼は硝子体手術眼で、両眼に注入し、1,3,7,14,28,56,84日目に5頭ずつ眼球摘出を行い、硝子体内TA濃度を測定した。
・経硝子体術眼:コントロール眼での硝子体内濃度はそれぞれ、1763:3988(p=0.018)、823:360(p=0.02)、322:154(p=0.036)、113:49(p=0.042)、36:31(p>0.2)、14:15(p>0.8)、7:8(p>0.7)ng/mlであった。
・硝子体内TAの半減期は23.3日:28.9日であった。
・経硝子体術眼ではTAの半減期は短くなるが、初期の濃度は高く、同じ様な治療効果が期待できる(図)(TY)