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Retina

2016
36巻

進行したコーツ病の治療法

Retina 36巻(1号)2016

Transcleral drainage of subretinal fluid, anti-vascular endothelial growth factor, and wide-field imaging-guided laser in Coats exudative retinal detachment.
Stagna PE et al(UK)
Reina 36(1): 156-162, 2016
・進行したCoats病(Stage 3)で浸出性網膜剥離を伴った症例に対し、経強膜での網膜下液除去、硝子体内bevacizumab注入とレーザー光凝固で治療し、8例8眼全例で成功した。
・症例は8例(7例が男)で、年齢は4-15歳である。
・全例で1回だけ、20Gの前房メインテナーの使用下で、27G針で網膜下液を抜き、1.25mg/mlのAvastinの硝子体内注射を1-2回行い、双眼倒像鏡下でのアルゴンレーザー光凝固治療を1-4回行った。
・光凝固は、広角FAG検査を行い、すべての血管異常部と無血管野を凝固した。
・9-60か月の経過観察で全例、解剖学的に改善し、浸出性網膜剥離は消失した。
・この方法は硝子体手術を必要としないので、侵襲の少ない良い方法と考えた(図)(TY)

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