眼科JOURNALトップ > Retina > 黄斑円孔手術後のうつ伏せ姿勢確保の検討

Retina

2016
36巻

黄斑円孔手術後のうつ伏せ姿勢確保の検討

Retina 36巻(6号)2016

Postoperative positioning in macular hole surgery. An objective evaluation of nonsupine positioning and the effect of the “Tennis Ball Technique”.
Forsaa VA et al(Norway)
Retina 36(6): 1081-1086, 2016
・黄斑円孔手術後の上向きでない姿勢(nonsupine positioning NSP)を守れたかどうかの客観的評価と、手術初日夜の上向き姿勢ができる方法を検討した。
・客観的評価には患者の額に取り付けた“Position monitoring device”を使用した。
・40例で行ったところ、NSPを守れなかった時間は平均14分47秒であったが、”Tennis Ball Techniqu(TBT)”を行ったときは4分24秒に減少した(p=0.01)。
・ことに7名のNSPを守れない患者(NSPが30分以上)で、TBTを行った場合は63分2秒から3分46秒に有意に減少した(p=0.02)。(図)(TY)

過去のアーカイブ