Silicone oil barrier sutures in aphakic eyes with iris defects.
Yuksel K et al(Turkey)
Retina 36(6): 1222-1226, 2016
・虹彩欠損のある無水晶体眼16眼でsilicone oil barrier sutureについて検討した。
・全例が網膜剥離手術でのシリコンオイル注入である。
・縫合はグリッド形で、硝子体手術後のシリコンオイル注入前に本来あるべき虹彩の位置に行った。
・平均12.0±6.8か月の経過観察で、シリコンオイルが前房内脱出した例は5眼31%であり、この5例は全例、低眼圧、帯状角膜症があり、眼球癆の前段階であった。
・方法はpolypropylene 10-0糸(Alcon PC-9)を使用した。全周結膜を剥がし、輪部から1mm部で、1ccシリンジにつけた27G針で迎えにいった(図)(TY)