眼科JOURNALトップ > Retina > 網膜剥離で空気灌流下でのVit

Retina

2016
36巻

網膜剥離で空気灌流下でのVit

Retina 36巻(7号)2016

COMPARING PERIPHERAL VITRECTOMY UNDER AIR AND FLUID INFUSION FOR PRIMARY RHEGMATOGENOUS RETINAL DETACHMENT
Retina 36(7) :1281-1284, 2016
空気灌流下でVitrectomyを行うと、①表面張力の増加によって網膜のstabilityが増加する ②より周辺網膜まで観察することができる というメリットがある
Air群とFluid群各40眼を比較 患者背景に差はなし
Air群:fluid-air exchangeを行って復位させてから周辺硝子体郭清
Fluid群:周辺圧迫し硝子体郭清してからfluid-air exchangeを行って復位
設定:Constellation, air infusion 40-45mmHg, cut rate 4000-5000 cuts/min, vacuum 400-450mmHg
術後平均観察期間:Air:19.4±8.2M、Fluid群:27.8±11.2M
術後成績に差はなかった 
欠点:硝子体の切除時に眼圧変動することがある(空気灌流圧高め、吸引低めで設定)、レンズ後面の曇りや前房内のバブルで視認性が低下する(MM)

過去のアーカイブ