The effect of photopigment bleaching on fundus autofluorescence in acute central serous chorioretinopathy.
Choi K et al(Korea)
Retina 37(3): 568-577, 2017
・41例41眼の中心性脈絡網脈症CSCにおいて、眼底自発蛍光FAFに対する視色素褪色効果をOptomap 200Txを用いて検討した。
・褪色はHeidelberg Retina Angiograph 2を用いて行ない、褪色程度はOptomap画像のgrayscale値を用いた。
・褪色後に正常の自発蛍光に変わるが、褪色前には過AF部をもつType1、褪色後も自発蛍光の変わらないType2に分けた。
・FAFのタイプも”diffuse”と”mottled”に分けた。
・初診時視力、最終視力はType1、Type2で、20/23:20/41(p<0.0001)と20/21:20/32(p=0.001)でいずれも有意にType1で良く、剥離持続期間も19.68±12.98:51.55±44.98日とType1で有意に短かった(p=0.043)。
・また、diffuseなType2では、Type1に比して初診時視力、最終視力とも20/45:20/23、20/36:20/21と有意に悪かった(p<0.0001)。
・視色素の褪色状態を知ることはCSCの病状を知るうえで有用である(TY)