The association of epiretinal membrane with macular hole formation after rhegmatogenous retinal detachment repair.
Khurana RN et al(CA USA)
Retina 37(6): 1073-1078, 2017
・裂孔原性網膜剥離の手術が成功した後に発生した黄斑円孔25例(年齢54~80歳)について検討した。
・6例(24%)はpneumatic retinopexy後、5例(20%)は強膜バックル後、8例(32%)は硝子体単独手術、6例(24%)は強膜内嵌と硝子体手術併用である。
・網膜剥離が黄斑に掛かっていた症例は19例(76%)。
・黄斑円孔発生迄の日数は中間値で63日(4~4080日)で、8例(32%)は30日以内、7例(28%)が31-90日に発生した。
・全例で網膜前膜が発生していたが、網膜剥離術後に黄斑円孔が発生する比率は0.5%~1.9%と低い。
・2例(8%)は自然治癒したが、残りは全例、1回の手術で軽快した。(TY)