Predictive factors of visual outcome for vitreomacular traction syndrome after vitrectomy.
Yang CS et al(Taiwan)
Retina 38(8): 1533-1540, 2018
・22例22眼の硝子体網膜牽引症候群VMTで硝子体手術後に黄斑浮腫が軽減した症例の長期経過と視力の予測因子を検討した。
・OCTによる硝子体黄斑癒着の径によりVMTを2群に分けた。
・癒着径が1500μ以下のGroup1(14眼)、1500μを越えた癒着径のGroup2(8眼)である。
・術後経過は平均25.4(6-68)ヶ月である。
・術前の平均logMARは0.73(20/107)で、術後は0.49(20/62)に有意に上昇した(p<0.01)。
・視力改善はG1ではG2よりも有意に良かった(2.7 lineと0.8 line p=0.03)。
・中心黄斑孔は術前563±176が術後298±69と有意に薄くなった(p<0.01)。
・多変量解析では、良い最終視力はGroup1 VMT(p<0.01)、症状の持続期間がより短い(p<0.01)、年齢が若い(p=0.02)であった(図1)。