Risk of age-related macular degeneration in patients with periodontitis. A nationwide population-based cohort study.
Sun KT et al(Taiwan)
Retina 40(12): 2312-2318, 2020
・歯周病は結合織や骨欠損を来す炎症疾患であり、今回、歯周病とAMDとの関連をTaiwanの全国保険データベースを元に調査した。
・歯周病は2000-2012年に新規に診断されたものとし、対照として年齢性をマッチさせた41,661例とした。
・歯周病を持っている人は対照と比較して1000人当たりの発症率は5.95:3.41であり、調整危険率は1.58(95%CI 1.46-1.70)であった。
・年齢層毎にみると、65歳未満では調整危険率は1.48(1.34-1.64)、65歳以上では1.76(1.57-1.97)であり、性別では女性は1.40(1.26-1.55)、男性では1.82(1.63-2.04)であった。
・非滲出性AMDでは1000人当たりの発症率は5.43:3.13、滲出性AMDでは0.52:0.28であった。(TY)