Quantification of retinal vessel tortuosity in diabetic retinopathy using optical coherence tomography angiography.
Lee H et al(Korea)
Retina 38(5): 976-985, 2018
・糖尿病網膜症DRの重症度と血管蛇行について、30眼のCtrlと121眼のDM眼を対象に検討した
・DM眼は網膜症なし(31眼)、軽度の非増殖性眼(NPDR 26眼)、中等度から重度のNPDR(31眼)、増殖性DR(PDR 33眼)に分けた。
・NPDRではDRの重症度に比して血管蛇行が強くなっていたが、PDRでは蛇行が減っていた(p=0.033)。
・no-DRと軽度のNPDRとで違いが見られたのは血管蛇行だけ、特に中心1.5mm径の表層血管であった(p=0.011)
・血管の蛇行と中心窩無血管野FAZとの相関はr=-0.185(p=0.023)、FAZの非円形性との相関はr=0.268(p=0.001)であった。(TY)
Residual intraretinal edema after 25-gauge vitrectomy and macular pucker removal. Is intraoperative sustained-release dexamethasone a real treatment option?
Guidi G et al(Italy)
Retina 38(5): 993-999, 2018
・特発性黄斑前膜症の硝子体手術後の黄斑浮腫に対して術中に使用する徐放性dexamethasone implantを使用した30眼と、Ctrl眼30眼を比較し、その効果を検討した。
・6か月後の矯正視力(p=0.60)、黄斑厚(p=0.80)には両者間に有意差はなかった(TY)
EFFECT OF BODY POSITION ON INTRAOCULAR PRESSURE IN SILICONE OIL TAMPONADE EYES.
Pan J, Cheng D, Feng X, Zheng L, Dong Y, Hou Q, Chen F. (China)
Retina. 2018 May;38(5):939-944.
【対象と方法】シリコンオイル眼18眼、正常コントロール24眼、前向きに検討
・いくつかの姿勢ごとにAccupenで眼圧測定;座位正面視、座位うつむき、仰向き、側臥位(測定眼が下)、側臥位(測定眼が上)、うつぶせ
【結果】両群とも、座位での眼圧が他の姿勢に比べて優位に低値
・うつぶせ体位がもっとも眼圧が高かった
・どの姿勢においても両群間で眼圧の優位差みられず
・座位正面視から他の姿勢に移った際の眼圧変化も両群間での優位差みられず
【結論】シリコンオイル眼・正常眼ともに、眼圧は座位が最も低くうつぶせが最も高かった。座位正面視から他の姿勢に移った際の眼圧上昇は、どの姿勢においても両群間で同等であった。うつぶせ体位で眼圧が最も高い事実を眼科医は知っているべきであり、注意深いモニタリングをするべきである。(MK)
Retinal expansion technique for macular hole aposition (RETMA) report 2: Efficacy, closure rate, and risks of a macular detachment technique to close large full-thickness macular holes.
Wong R et al(UK)
Retina 38(4): 660-663, 2018
・開口径が650μ(739±62)を超えた黄斑円孔患者16例について報告する。
・円孔底径は平均1,311μ。
・術式はILMをarcade縁まで剥離後に、生食を網膜下に注入して網膜剥離を発症させた。
・網膜下注入針は41Gで、SO注入システムにつないで何度も行った。
・網膜を進展するために液空気置換を行ったのち、液に再置換し、Tano silicone-tipped scraperで円孔縁を延ばした。
・perfluoropropanedeを注入後、朝3時間、夕3時間のうつ伏せを1週間行った。
・14例(83%)で円孔閉鎖が得られた。(TY)
Vitrectomy for macular disorders associated with lamellar macular hole epiretinal proliferation.
Choi WS et al(NY USA)
Retina 38(4): 664-669, 2018
・層状黄斑円孔(LMH)と全層黄斑円孔の手術成績を比較した。
・33例の結果をretrospectiveに3群に分けて検討した。
・G1はlamellar hole-associated epiretinal proliferation(LHEP)のないLMHを持った網膜前膜群、G2はLHEPを持ったLMH群、G3はLHEPを持った全層円孔群である
・術前視力は3群間で有意差はなかったが、最終視力はG1ではG2よりも良かった(p=0.009)。
・Ellipsoid zoneの断裂はG1(術前3/11例→術後2/11例)でG2(術前10/11例→術後8/11例)よりも有意に少なかった(術前p=0.002、術後p=0.010)。
・術前、術後の平均logMar視力(小数点)はG1は0.480(0.33)→0.155(0.70)(p=0.005)、G2は0.501(0.32)→0.401(0.40)(p=0.185)、G3は0.460(0.35)→0.200(0.63)(p=0.007)。(TY)
A simple, inexpensive lasso for intraocular forein body extraction.
Chronopolulos A et al(UK)
Retina 38(4): 862-864, 2018
・6-0プロリン糸を20G flute針(内径0.603mm以下)につけ、3mlシリンジに装着した(TY)
New Instruments: Wide-field smartphone fundus video camera based on miniaturized indirect ophthalmoscopy
SDevrim Toslak et al (Chicago, IL)
Retina 38(2): 438-441, 2018
・これまでのスマートフォンベースの眼底カメラでは画角が狭くビデオ撮影が困難であったが、92°の画角で撮影可能
・3D CADを用いてデザインしたものを高解像度3Dプリンタを用いて作成(MM)
SUBTHRESHOLD LASER TREATMENT FOR SEROUS RETINAL DETACHMENT IN DOME-SHAPED MACULA ASSOCIATED WITH PATHOLOGIC MYOPIA
Battaglia Parodi, Maurizio, Iacono, Pierluigi, ; Bandello, Francesco(Italy)
Retina 2018 38(2):359-363
・漿液性網膜剥離(SRD)が12M以上続くドーム状黄斑(DSM) 8例12眼
・ICGAにて透過性亢進がみられる範囲に閾値下光凝固(Iridex社810nmダイレーザー)を施行
・12Mフォローアップ
・視力(LogMAR):ベースライン時 0.8±0.2 → 12M後 0.48±0.1(P=0.001)
・中心窩網膜厚:320±52μm → 266±41μm(P=0.001)
・全例でSRDが減少、完全吸収は1眼(8.3%)
・FAおよびICGAでは透過性亢進の所見が治療後に消失(MK)
Pooled estimates of incidence of endophthalmitis after intravitreal injection of anti-vascular endothelial growth factor agents with and without topical antibiotic prophylaxis.
Reibaldi M et al(Italy)
Retina 38(1): 1-11, 2018
・抗VEGF薬の硝子体内注射後の眼内炎にたいする抗生剤点眼薬の効果について検討した。
・PubMed、Medline、Web of Science、Embase、Cochrane Libraryを2016年3月時点で検索し、抗VEGF薬投与後の眼内炎について調べた。
・4561論文のうち、基準に合った60論文、639,391注射での244症例の眼内炎を調査した。
・術後抗生剤使用群は9/10,000(95%CI=7-12/10000)、非使用群は3/10,000(95%CI=2-5/10000)であり、抗生剤使用群の方が3倍多かった。
・予防的抗生剤点眼を中止することで、眼内炎のリスクや医療費も減らすことができると結論した(TY)
Pooled estimates of incidence of endophthalmitis after intravitreal injection of anti-vascular endothelial growth factor agents with and without topical antibiotic prophylaxis
Michele Reibaldi, et al (Japan)
Retina 28(1): 1-11, 2018
・硝子体注射の眼内炎の発生率は0.02%-0.3%と言われているが、患者個人の累積発生率は最大1%と考えられている
・2016年3月までのPubMed, Medline, Web of Science, Embase , Cochrane Libraryより、抗VEGF薬の硝子体注射後の眼内炎に関する文献(4561文献中、60文献が有効であった)を調査し、プール解析した
・予防的抗生剤投与の有無による眼内炎の発生率を予測した
・244件/639391件で眼内炎発生:予防投与群9/10000、非投与群3/10000 と約3倍予防的抗生剤投与群で発生率が高かった(MM)
Increased intraocular pressure is a risk factor for unexplained visual loss during silicone oil endotamponade.
Marti M et al(Australia)
Retina 37(12): 2334-2340, 2017
・黄斑部を含んだ網膜剥離の初回手術でシリコンオイルを使用した44眼で原因不明の視力低下を発生した9眼(20%)について検討した。
・術後、眼圧が連続して2回21mmHg以上あるいは1回でも25mmHg以上であった場合はodd ratio=4.9(p=0.004)で有意に関連があった。
・SO注入する場合は術後眼圧に注意すべきだ(TY)
Pneumatic vitreolysis for relief of vitreomacular traction.
Chan CK et al(CA USA)
Retina 37(10): 1820-1831, 2017
・症状のある硝子体黄斑牽引症(VMT)でStage2の黄斑円孔(MH)があるものないものを合わせて、49例50眼についてC3F8ガスを硝子体内へ注入した効果をみた。
・方法は0.1-0.2mLの前房水をツベルクリンシリンジで抜き、最低0.2mL、通常は0.3mLのC3F8を注入し、ガスが消失するまで側臥位かうつ伏せ姿勢を取った。
・PVD発生は1回の注入で、中間値3か月で43眼(86.0%)に発生した。
・VMTのみの35眼中28眼(80.0%)と小さなStage2のMHを持った15眼全眼(100%)でPVDが発生し、MHの15眼中10眼(66.7%)でMHは閉鎖した。
・PVDの発生率はDMの存在(25%)、厚い黄斑前膜の存在(50%)で低下した。
・VMTのみの症例の内、1例はMHを形成し、1例は網膜剥離を発症し、硝子体手術を行った。
・硝子体手術をしにくい症例にはガス注入は有効である。(TY)
Inverted internal limiting membrane flap technique versus complete internal limiting membrane removal in myopic macular hole surgery. A comparative study.
Mete M et al(Italy)
Retina 37(10): 1923-1930, 2017
・近視性黄斑円孔(MMH)に対して、ILMを完全除去した36眼(Grp-1)と、ILMを折り返した34眼(Grp-2)の成績を比較した。
・MHの閉鎖はGrp1では22眼(61%)、Grp2では32眼(94%)で、ロジスティック回帰分析ではGrp2は解剖学的成功率は22倍であった。(TY)
Topical apraclonidine reduces pain after intravitreal injections. A double-blind randomized controlled trial.
Lagstein O et al(Israel)
Retina 37(8): 1575-1580, 2017
・硝子体注射時のアイオピジンの効果を検討した。
・39例で1.25mg/0.05mlのbevacizumabを1カ月おきに2回注射した。
・その30分前に0.5%アイオピジン(日本では1%)かplaceboを点眼した。
・疼痛スコアはテスト群で1.69±1.44、Ctrl群で3.28±2.27(p<0.001)であった。
・テスト群では有水晶体眼の方が疼痛が有意に軽減された(p<0.001)。
・結膜下出血はテスト群で41%、Ctrl群で51.3%(p=0.5)と有意差はなかったが、脈絡膜新生血管や高血圧群では結膜下出血の面積が有意に小さかった(それぞれ、p=0.003、p=0.044)。(図2)(TY)
CHOROIDAL THICKNESS OF CENTRAL SEROUS CHORIORETINOPATHY SECONDARY TO CORTICOSTEROID USE
Honda S, Miki A, Kusuhara S, Imai H, Nakamura M.(神戸大)
Retina. 2017 Aug;37(8):1562-1567.
・ステロイド全身投与に続発したCSC 25例25眼を後ろ向きに検討
・OCTで脈絡膜厚を測定、ICGAで脈絡膜血管の拡張と透過性亢進を評価
・性別・年齢をマッチさせた特発性CSCと比較
【結果】脈絡膜厚の平均;続発性294.8±95.0μmと、特発性(409.4±124.7μm)より有意に薄い
・脈絡膜血管の拡張;続発性(52%)特発性(64%)有意差なし
・脈絡膜血管の透過性亢進;続発性(62%)と、特発性(92%)より有意に少ない
【結論】ステロイド服用に続発した急性期CSCの脈絡膜の状態は、特発性CSCのそれと異なるかもしれず、CSCの複雑な病態を示唆する(MK)
DIFFERENT SURGICAL MODALITIES FOR MANAGEMENT OF PERSISTENT GLAUCOMA AFTER SILICONE OIL REMOVAL IN VITRECTOMIZED EYES: One Year Comparative Study
El-Saied HM, Abdelhakim MASE.(Egypt)
Retina. 2017 Aug;37(8):1535-1543.
・SO抜去後も持続する緑内障(>21mmHg, >1M)41例41眼を前向きに4群に割付け
・グループA:レクトミーwith MMC、グループB:deep sclerectomy with MMC、グループC:Ahmedバルブ、グループD:Ex-Press Minishunt with MMC
・術翌日・1w・1M・3M・6M後に眼圧および視機能・合併症を評価
【結果】
・すべての群で術後に眼圧は有意に下降
・眼圧下降度はAhmedバルブが最大、deep sclerectomyが最小
・Surgical success rate*はEx-Pressが100%、Ahmedバルブが80%、レクトミーとdeep sclerectomyは50%
・術後低眼圧;Ahmedバルブの50%、レクトミーの40%に出現
・追加手術;deep sclerectomyの50%、レクトミーの30%
【結論】SO抜去後に続く緑内障をコントロールするには、我々の症例ではEx-Press minishuntがもっとも成功率が高く、術後の合併症もみられなかった
*Surgical success rate; Complete success: 追加点眼・手術なくIOP≦21mmHgかつ≧20%下降、 Qualified success: 追加点眼のみでIOP≦21mmHgかつ≧20%下降、Failure: 点眼治療のみでIOPコントロール不可・追加手術要・または低眼圧が2M以上持続(MK)
The association of epiretinal membrane with macular hole formation after rhegmatogenous retinal detachment repair.
Khurana RN et al(CA USA)
Retina 37(6): 1073-1078, 2017
・裂孔原性網膜剥離の手術が成功した後に発生した黄斑円孔25例(年齢54~80歳)について検討した。
・6例(24%)はpneumatic retinopexy後、5例(20%)は強膜バックル後、8例(32%)は硝子体単独手術、6例(24%)は強膜内嵌と硝子体手術併用である。
・網膜剥離が黄斑に掛かっていた症例は19例(76%)。
・黄斑円孔発生迄の日数は中間値で63日(4~4080日)で、8例(32%)は30日以内、7例(28%)が31-90日に発生した。
・全例で網膜前膜が発生していたが、網膜剥離術後に黄斑円孔が発生する比率は0.5%~1.9%と低い。
・2例(8%)は自然治癒したが、残りは全例、1回の手術で軽快した。(TY)
SCLEROTOMY LEAKAGE IN TRANSCONJUNCTIVAL SMALL-GAUGE PARS PLANA VITRECTOMY: Effect of Removing the Cannula Over the Light Pipe
Javey, Golnaz; Rigi, Mohammed; Barkmeier, Andrew J.; Heffez, Jordan L.; Carvounis, Petros E. (US-TX)
Retina . 2017 Jun ;37(6):1079-1083
・23Gまたは25G硝子体手術のカニューラを抜去する際、ライトパイプを刺しながら抜去した群(L群、21眼)と何も刺さずにそのまま抜去した群(N群、27眼)の創口からのリークや創縫合の頻度、低眼圧の有無を比較
・上方の強膜創からのリーク;L群で28/42(67%)に対しN群で23/54(43%)と有意に低頻度(P=0.024)
・上方の強膜創で縫合要;L群で14/42(33%)に対しN群で7/54(13%)と有意に低頻度(P=0.024)
・カニューラ抜去後の低眼圧;L群で11/21(52%)に対しN群で5/27(19%)と有意に低頻度(P=0.03)
・液体で満たされた眼と気体で満たされた眼との間に創口リーク(56% vs. 50%)および低眼圧(31% vs. 36%)の差は見られず
【結論】上記の方法では創からのリーク、創縫合の必要性、低眼圧の頻度が増加する、硝子体陥頓がプラグの役割をして自己閉鎖を助ける(MK)
Diabetes alters the magnitude of vitreomacular adhesion.
Nesmith BLW et al(NY USA)
Retina 37(4): 749-752, 2017
・加齢とともに発生する黄斑部の網膜硝子体癒着が糖尿病者で変化があるかどうかを検討した。
・CMEのない141例の糖尿病患者で黄斑部のSD-OCTを水平方向に25本撮影し、硝子体黄斑癒着の発生している面積をmm2で求め、年齢をマッチさせて正常者と比較した。
・年齢を10歳きざみにし、20歳までから90歳までの8世代の糖尿病者の癒着面積は、35.5±0、35.0±3、34.0±3、33.9±5、33.7±6、29.0±11、23.0±15、13.0±15であり、完全な癒着の頻度は双曲線状に低下した。
・非糖尿病者では50代からS字状に急速に低下しており、60、70、80代では有意差があった(p<0.05)。
・50%に後部硝子体剥離が発生するのは糖尿病者では平均72歳であったが、正常者では56歳であった(p<0.05)。
・糖尿病者では硝子体が黄斑部に癒着するのはより強く、より長期にわたっていた。(TY)
RANIBIZUMAB FOR MACULAR EDEMA AFTER BRANCH RETINAL VEIN OCCLUSION
One Initial Injection Versus Three Monthly Injections
YUKO MIWA, et al. (京都大学)
RETINA 37(4):702-709, 2017
目的:BRVOからのMEに対し、ラニビズマブ硝子体内注射を初回1回+PRN又は初回1ヶ月毎3回+PRNで治療し、12ヶ月間経過観察し評価した。
対象と方法: 81眼(1回+PRN 42眼、3回+PRN 39眼)、中心窩網膜厚(CFT)250μm以上、症状持続時間6ヶ月以下の症例。
毎月経過観察し、中心窩の滲出性変化が明らかに増えたときに硝子体注射を追加した。
ラニビズマブ硝子体内注射以外の治療はしていない。
結果:注射回数は 1回+PRN 3.8 ± 1.8回、3回+PRN 4.6 ± 1.4回。
視力 baseline時 1回+PRN 0.321±0.242(20/42)、3回+PRN 0.317± 0.244(20/41)
12ヶ月後 1回+PRN 0.075±0.235(20/24)、3回+PRN 0.029± 0.140(20/21)
両群間で有意差はなかった。
baseline時、視力が20/40以上とそれ以下の症例に分けて検討すると、
baseline時 20/40以上 0.129±0.091 (20/27)、20/40以下 0.481±0.210 (20/61)
12ヶ月後 20/40以上 0.036±0.115 (20/18)、20/40以下 0.135±0.221 (20/27)
12ヶ月後20/40以上の症例と20/40以下の症例では同等の有意な改善を示した(P < 0.001)。
12ヶ月後の良好な視力は、若い年齢、ベースライン時の良い視力、中心窩厚が薄い事と関連していた(P = 0.003、<0.001、<0.001)。
両群で、初回注射からPRN治療までの期間が短いことは、PRNでの注射回数の多さと関連していた。
81眼中、たった19眼(23.5%)のみPRNでの硝子体注射を必要としなかった。
結論:1回+PRNと3回+PRNで12ヶ月間治療後、視力、中心窩厚とも改善したが類似した結果だった。初回からPRNまでの期間が短い症例は注射回数が多くなった。(CH)